インドネシアの食品・飲料の生活者調査
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インドネシアで食品・飲料の生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- JakpatやSnapcartのパネルはスマートフォン保有者に偏り、ジャワ島の都市部(ジャカルタ首都圏・バンドン・スラバヤなど)が中心です。外食先の「手頃な価格と味」という結果もジャワ8都市圏の数字なので、地方や島外に一般化しないでください。
- インタビュー言語はインドネシア語(Bahasa Indonesia)で統一し、ジャワ語やスンダ語の話者にも通じます。コーヒーのように「知人の勧め」が最大の情報源(57%)である品目は、購入時の会話の相手を具体的に掘る設問を入れると効果的です。
- ムスリムが多数を占めるためハラール認証と断食月(ラマダン)前後の食習慣の変化を必ず確認してください。プロモ依存が強いフードデリバリー(動機の27%)は、実際の注文画面を画面共有してもらう方法が向いています。
- 年齢帯は18〜24歳(Z世代)、25〜39歳(ミレニアル)、40〜55歳で分け、Z世代は自炊率が低い層として扱うと解釈しやすくなります。
現地の調査で分かっていること
インドネシアの生活者1,002名のうち、コーヒーを毎日飲む人は46%(1日1回が26%、2〜3回が20%)でした。日常的に飲む種類はインスタントのミルクコーヒーが53%と最多で、インスタントのブラックコーヒーが43%、カフェのアイスミルクコーヒーが28%と続きます。
出典:Jakpat(2025年7月)[1]
コーヒーの銘柄選びで信頼する情報源は「知人の勧め」が57%で、テレビ広告の38%を上回りました。Instagramで銘柄を知った人は16%、注文アプリ経由は8%にとどまります。
出典:Jakpat(2025年7月)[1]
ジャワ島の主要8都市圏の生活者995名(2025年9月調査)では、外食先を「手頃な価格と味」で選ぶ人が5人に3人、「新しい店を試したい」人が4人に3人でした。
出典:Jakpat(2025年10月)[2]
インドネシアの回答者4,857名(2025年1月)のうち、フードデリバリーを一度も使ったことがない人は26%でした。利用の最大の動機は「お得なプロモや割引」27%で、「便利さ」26%、「料理する時間がない」25%が僅差で続きます。最も使われるサービスはGoFood 36%、GrabFood 28%、ShopeeFood 26%です。
出典:Snapcart(2025年2月)[3]
インドネシアの生活者1,245名(2024年11月調査)では、ナゲット・ソーセージ・フライドポテトの冷凍食品をそれぞれ80%以上が食べています。子どものいる親ほど栄養成分表示を確認する傾向が見られます。
出典:Jakpat(2024年11月)[4]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最近コーヒーを飲んだときのことを教えてください。どこで、どの種類(インスタント・カフェなど)を、なぜ選びましたか。
- Q2新しい飲料や食品の銘柄を試すきっかけになった、家族や友人からの勧めについて具体的に聞かせてください。
- Q3外食先を決めるとき、価格と味以外に気にしていることはありますか。最近迷った場面を思い出して話してください。
- Q4最後にフードデリバリーを注文したときの流れを教えてください。プロモやクーポンはどのように探しましたか。
- Q5冷凍食品を買うとき、パッケージのどこを見ますか。栄養成分やハラール表示で気になった経験があれば教えてください。
Fast Insight でインドネシアの生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- インドネシア語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. インドネシアの食品・飲料の生活者インタビューは何語で行いますか。
- インドネシア語(Bahasa Indonesia)で行います。地方語の話者も日常的にインドネシア語を使うため、全国で共通の設計が可能です。日本語のガイドを用意いただければ、回答者にはインドネシア語で提示されます。
- Q. 上記の調査結果はどのように使えばよいですか。
- 仮説づくりと対象者選定の材料として使ってください。たとえばコーヒーの情報源で知人の勧めが最も多いという結果から、「誰に相談して銘柄を決めたか」を深掘りする設問を組み立てられます。数字は各調査の回答者集団に限った値なので、報告書ではそのまま全国値として引用しないことをお勧めします。
- Q. ガイドの長さはどのくらいが適切ですか。
- 食品・飲料の生活者インタビューでは、購入の経緯・利用場面・不満・次に試したいものの4つの流れで10〜15問程度が目安です。冷凍食品やデリバリーのように利用頻度が高い品目は、直近の1回を具体的に聞く設問を先頭に置くと話が具体的になります。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Jakpat「Indonesia 2025: Wellness and Coffee on the Rise」(2025年7月・公開レポート・対象:インドネシア全国のJakpatモバイルパネル・n=1,002・実査:2025年(コーヒー調査、2023年との比較)・モバイルアプリ調査)
- [2] Jakpat「Consumer Insights: Local Food & Beverage Market」(2025年10月・公開レポート・対象:ジャワ島の主要8都市圏に住む生活者・n=995・実査:2025-09-02〜07・モバイルアプリ調査)
- [3] Snapcart「Eat Anytime, Anywhere: Part 1」(2025年2月・公開レポート・対象:インドネシアのSnapcartアプリ回答者・n=4,857・実査:2025-01・アプリ内オンライン調査)
- [4] Jakpat「Indonesia Frozen Food Consumption Trends」(2024年11月・公開レポート・対象:インドネシア全国のJakpatモバイルパネル・n=1,245・実査:2024-11-07〜08・モバイルアプリ調査)