インドネシアの化粧品・パーソナルケアの生活者調査
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インドネシアで化粧品・パーソナルケアの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 国産スキンケアの使用率が87%で韓国製が31%という結果の通り、日本製は「知っているが使っていない」層が多い国です。日本製の受容性を測るなら、韓国製の使用者を対照群として同数入れる設計が有効です。
- 対象者は18〜24歳と25〜34歳の女性を中心に、ジャカルタ首都圏・バンドン・スラバヤ・メダンなど都市部で募集し、必要に応じて男性のクレンザー使用者を別枠で確保してください。オンラインパネルは中間所得層以上に偏ります。
- SNSが情報源の65%を占めるため、TikTokやShopeeの商品ページを画面共有しながら「最後に買ったもの」を再現してもらう方法が向いています。ハラール表示とBPOM(食品医薬品監督庁)登録の確認行動も必ず聞いてください。
- インフルエンサーの推奨が購入の決め手として最下位(3.52点)だった点は、「認知」と「購入理由」を分けて質問しないと過大評価につながります。
現地の調査で分かっていること
インドネシアのZ世代・ミレニアル世代1,100名のうち、国産のスキンケアを使う人は87%で、韓国製31%、日本製16%、米国製5%と続きます。一方で「スキンケアの革新の基準」として挙げた国は韓国が72%、インドネシア27%、日本23%でした。
出典:Populix(2025年5月)[1]
同じ調査で、スキンケアの情報源はSNS(Instagram・TikTok・YouTube)が65%と最多で、ECのレビュー27%、友人・家族23%、美容インフルエンサー19%でした。使用品目はクレンザー63%、日焼け止め54%(Z世代が中心)、保湿剤51%、美容液33%(ミレニアルが中心)です。
出典:Populix(2025年5月)[1]
インドネシアの生活者1,081名では、クレンザーを91%が「最も欠かせないスキンケア」と位置づけ、朝晩の両方で使っています。日焼け止めは2024年から2025年にかけて重要度が上がり、最も使われる銘柄は国産のWardahで、The Originote・Skintific・Glad2Glowなどの新興ローカル銘柄が伸びています。
出典:Jakpat(2025年12月)[2]
インドネシアの女性1,290名がメイク購入時に重視する要素を5点満点で採点すると、「品質と肌への効果」4.48、「価格とプロモ」4.36、「製品の信頼性・情報」3.87に対し、「知人やインフルエンサーの推奨」は3.52にとどまりました。認知の入口はインフルエンサーでも、購入の決め手にはなりにくい構造です。
出典:Jakpat(2026年6月)[3]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最後にスキンケア製品を買ったときのことを教えてください。どこで知り、どこで買い、決め手は何でしたか。
- Q2韓国製や日本製のスキンケアについて、どのような印象をお持ちですか。実際に試したことがあれば、その経験を聞かせてください。
- Q3毎日のスキンケアの手順を朝と夜に分けて教えてください。クレンザーや日焼け止めを選んだ理由も聞かせてください。
- Q4TikTokやInstagramで見た化粧品の情報を、購入前にどのように確かめていますか。
- Q5化粧品のパッケージで必ず確認する表示(ハラール・BPOM・成分など)はありますか。それが理由で買うのをやめた経験があれば教えてください。
Fast Insight でインドネシアの生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- インドネシア語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. インドネシアの化粧品調査で、対象者はどの層を優先すべきですか。
- スキンケアは18〜34歳の女性が中心で、都市部の中間所得層以上がオンラインで最も集めやすい層です。男性はクレンザー中心の簡素な習慣が多いため、男性向け製品の調査では別枠で募集することをお勧めします。
- Q. 日本製化粧品への関心をどう測ればよいですか。
- 使用経験が16%程度と限られるため、「認知」「試用経験」「継続使用」を分けて聞く設計が必要です。韓国製が革新の基準とされている点を踏まえ、韓国製と比べた印象を聞くと具体的な言葉が出やすくなります。
- Q. ガイドの長さとインタビューの流れはどうすればよいですか。
- 朝晩のルーティン、直近の購入経路、情報の確かめ方、不満の4段で12問前後が目安です。画面共有で商品ページやレビューを見せてもらう設問を1〜2問入れると、SNS起点の購買行動が具体的に把握できます。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Populix「Populix Ungkap Tren Skincare Gen Z dan Milenial」(2025年5月・公開レポート・対象:インドネシア全国のZ世代・ミレニアル世代(中間〜上位所得層の就業者、男女均等)・n=1,100・オンライン調査)
- [2] Jakpat「Skincare Trends & Usage Behavior - Jakpat Beauty Trends Report 2025 #2」(2025年12月・公開レポート・対象:インドネシア全国のJakpatモバイルパネル・n=1,081・モバイルアプリ調査)
- [3] Jakpat「Beauty Trends: Quality Over Price & Influencers」(2026年6月・公開レポート・対象:インドネシア全国のZ世代・ミレニアル・X世代(メイクは女性1,290名、ボディケアは男女1,249名)・n=5,000・モバイルアプリ調査)