台湾の化粧品・パーソナルケアの生活者調査
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台湾で化粧品・パーソナルケアの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 家計パネルで35歳を境に美容消費の姿勢が分かれているため、18〜34歳と35〜54歳を分けて募集し、価格重視と品質重視の判断基準を比較できる設計にします。
- ライブコマースで化粧品を買う層(MIC 2025年4月)を対象にするなら、蝦皮直播やFacebook配信の視聴経験をスクリーナーで確認し、購入した配信を画面共有で見せてもらう形が有効です。
- インタビューは台湾華語で行い、成分名やブランド名は繁体字表記のまま扱います。日本発のブランド名は現地表記が異なる場合があるため、ガイドに繁体字の表記も併記します。
- オンライン調査は台北を中心とする北部の若年女性に偏りやすいため、中南部やメンズケアの実態は別途割り付けないと読み取れません。
現地の調査で分かっていること
台湾のインターネット利用者がネット通販でよく買うカテゴリーの第4位は化粧品・スキンケアで35%でした。第1位の個人用衛生用品(51.5%)、衣類(40.2%)、家庭用生活用品(36.5%)に次ぐ位置です。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2026年6月)[1]
台湾の生活者がEC事業者に期待するAI機能として、「AIによる試着・試用の表示」を挙げた人は37.1%で、価格比較(68.7%)、商品詳細の分析(39.2%)に次ぐ第3位でした。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2026年6月)[1]
台湾のネット通販経験者のうち73%がライブコマースを視聴したことがあり、31%は購入経験があります。ライブ配信で注文する商品カテゴリーでは化粧品・スキンケアが衣類に次ぐ第2位でした。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2025年4月)[2]
台湾の家計購買パネルでは、美容分野の消費が35歳を境に分かれており、若年層は1年前より支出をやや絞ってコストパフォーマンスや効果の高い製品を選ぶ一方、成熟層は高品質・専門的なスキンケアに投資しています。35〜54歳では「美容系サプリメント」の購買が前年比15%増でした。
出典:Worldpanel by Numerator(旧 Kantar 消費者指數)(2026年1月)[3]
台湾の世帯におけるパーソナルケア製品の1人当たり支出は、2024年第3四半期に前年比で4%近く増えました。パンデミック後にメイクアップ製品の需要が回復を続けており、2025年も安定成長が見込まれています。
出典:Kantar Worldpanel(2025年2月)[4]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最近ネット通販で買った化粧品やスキンケア製品について、どの平台で、なぜその商品を選んだのかを教えてください。
- Q2ライブ配信を見て化粧品を買ったことがあれば、その時の配信のどこに惹かれて注文を決めたのか、順を追って教えてください。
- Q3スキンケアを選ぶ時、価格と効果のどちらを優先しますか。1年前と比べて予算や選び方が変わったところがあれば教えてください。
- Q4AIで試着や試用の様子を見せてくれる機能があるとしたら、どんな商品で使ってみたいですか。逆に使いたくない場面はありますか。
- Q5美容目的で飲むサプリメントを買ったことはありますか。どんなきっかけで始め、続けているか、やめたかも含めて教えてください。
Fast Insight で台湾の生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- 中国語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. 台湾で化粧品のインタビューを行う際の言語は何ですか。
- 台湾華語(繁体字中国語)が基本です。成分やブランドの呼び方は現地表記に合わせる必要があるため、ガイドに繁体字の商品名を添えると回答者との齟齬が減ります。
- Q. 紹介した調査結果はどのように活用できますか。
- ネット通販やライブコマースでの購買率、年齢層による姿勢の違いを仮説として設定し、インタビューではその背景にある選択理由や不満を深掘りする使い方が向いています。パネル数値は国全体の方向を示すものであり、自社ブランドの評価に直結させないでください。
- Q. スキンケアの使用実態を見たい場合はどんな設計がよいですか。
- 自宅で使っている製品を手元に用意してもらい、朝晩の使用手順を口頭で再現してもらう「在宅使用の振り返り」型が有効です。20〜30分で、購入経緯、使用手順、乗り換え理由、期待する効果の4パートに絞ると深い回答が得られます。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] 資策會產業情報研究所(MIC)「【電商市場趨勢與消費調查】「AI」與「物流」成臺灣電商業者競爭力升級兩大關鍵 近七成消費者期待AI比價功能,七成五到貨首選超取」(2026年6月・プレスリリース・対象:台湾のインターネット利用者・n=1,068・実査:2025年第4四半期・オンライン調査(95%信頼区間で誤差±3.0%))
- [2] 資策會產業情報研究所(MIC)「【直播電商調查】73%網購消費者曾觀看電商直播 黃金時段為晚上8-10點 直播下單產品類型前三 內外衣著、美妝保養用品、飾品配件」(2025年4月・プレスリリース・対象:台湾のネット通販経験者・n=1,068・実査:2024年11月中旬〜12月上旬・オンライン調査(95%信頼区間で誤差±3.0%))
- [3] Worldpanel by Numerator(旧 Kantar 消費者指數)「《2026 台灣民生消費十大趨勢報告》揭曉FMCG產業年度洞察」(2026年1月・公開レポート・対象:台湾の一般世帯(家計購買パネル)・実査:台湾の家計購買パネルの継続追跡(2025年)・家計購買パネルの実購買データ)
- [4] Kantar Worldpanel「Top 10 trends in Taiwan's FMCG market for 2025」(2025年2月・公開レポート・対象:台湾の一般世帯(家計購買パネル)・実査:2024年(第3四半期までの家計購買データ)・家計購買パネルの実購買データ)