台湾のヘルスケアの生活者調査
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台湾でヘルスケアの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 健康補助食品の伸びが世代で分かれている(Worldpanel 2026年1月)ため、15〜34歳、35〜54歳、55歳以上を分けて募集し、それぞれの目的(栄養補給、腸内環境、関節ケア)に合わせて質問を組み替えます。
- セールやライブコマースで健康関連商品を買う層が増えているので、購入経路(ドラッグストア、総合EC、ライブ配信、海外通販)をスクリーナーで確認し、直近の購入を画面や現物で見せてもらう設計が有効です。
- インタビューは台湾華語で行います。効能や症状に踏み込む質問は避け、「なぜ選んだか」「続けている理由」「やめた理由」といった生活行動に絞ります。医療上の判断を求める質問は設計に含めません。
- オンラインパネルは若年・都市部に寄るため、55歳以上の関節ケアなど高年齢層の実態は別途割り付けないと過小評価されます。
現地の調査で分かっていること
台湾の家計購買パネルでは、健康補助食品の購買が世代ごとに違う方向へ伸びています。15〜34歳は「一般的な栄養補給」の売上が前年比35%増、35〜54歳は「腸内環境」(20%増)と「美容」(15%増)、55歳以上は「関節ケア」(21%増)が増えました。
出典:Worldpanel by Numerator(旧 Kantar 消費者指數)(2026年1月)[1]
台湾の健康補助食品の売上は2024年第3四半期に前年比10%拡大し、腸内環境・美容・運動機能向けの製品は9〜17%伸びました。過去1年に海外から日用消費財を買った世帯は2割近くで、健康補助食品がその上位カテゴリーです。
出典:Kantar Worldpanel(2025年2月)[2]
台湾のインターネット利用者が2024年の「双11」で購入したカテゴリーのうち、健康・医療関連は前年から7%増えて順位が10位から6位に上がり、伸び率が最も大きいカテゴリーでした。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2024年12月)[3]
台湾のネット通販経験者がライブコマースで注文する商品カテゴリーでは、健康・医療関連が衣類、化粧品・スキンケア、アクセサリーに次ぐ第4位に入っています。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2025年4月)[4]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最近買った健康補助食品やサプリメントについて、どんなきっかけで、どこで、なぜその商品を選んだのかを教えてください。
- Q2サプリメントを飲み始めてから今まで、続けているものとやめたものがあれば、それぞれの理由を教えてください。
- Q3双11などのセールで健康関連の商品をまとめ買いすることはありますか。普段の買い方と何が違いますか。
- Q4海外の健康食品やサプリメントを通販で買ったことがあれば、台湾で買える商品と比べて何が魅力でしたか。不安に感じたことはありましたか。
- Q5健康のために日常で続けている習慣(運動、食事、アプリでの記録など)があれば教えてください。それを始めたきっかけと、続くコツは何ですか。
Fast Insight で台湾の生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- 中国語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. 台湾でヘルスケア分野のインタビューを行う際の言語と注意点は何ですか。
- 台湾華語(繁体字中国語)で行います。効能や症状に関する質問は避け、購入理由や継続・中止の理由、購入経路といった生活行動に絞ることで、回答者の負担を抑えつつ有用な発話が得られます。
- Q. 紹介した調査結果はどのように使えばよいですか。
- 世代別の伸びや購入経路の変化は、募集条件と質問の優先順位を決める根拠として使うのが適切です。パネルやオンライン調査の数値は国全体の方向を示すものであり、特定製品の効果や需要の裏付けとして扱わないでください。
- Q. 健康アプリやウェアラブルの利用実態も同じ調査で聞けますか。
- 聞けます。ただし1本のガイドに詰め込みすぎると回答が浅くなるため、サプリメントの購買と、アプリや機器の利用は別のパートに分け、それぞれ直近の具体的な体験を1つずつ掘り下げる構成にすると20〜30分に収まります。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Worldpanel by Numerator(旧 Kantar 消費者指數)「《2026 台灣民生消費十大趨勢報告》揭曉FMCG產業年度洞察」(2026年1月・公開レポート・対象:台湾の一般世帯(家計購買パネル)・実査:台湾の家計購買パネルの継続追跡(2025年)・家計購買パネルの実購買データ)
- [2] Kantar Worldpanel「Top 10 trends in Taiwan's FMCG market for 2025」(2025年2月・公開レポート・対象:台湾の一般世帯(家計購買パネル)・実査:2024年(第3四半期までの家計購買データ)・家計購買パネルの実購買データ)
- [3] 資策會產業情報研究所(MIC)「雙11參與比例高達95% 最大宗網友全年參與2個電商購物節 購買品項增幅前三 保健醫療、居家生活用品、個人清潔」(2024年12月・プレスリリース・対象:台湾のインターネット利用者・n=1,068・実査:2024年11月中旬〜12月上旬・オンライン調査(95%信頼区間で誤差±3.0%))
- [4] 資策會產業情報研究所(MIC)「【直播電商調查】73%網購消費者曾觀看電商直播 黃金時段為晚上8-10點 直播下單產品類型前三 內外衣著、美妝保養用品、飾品配件」(2025年4月・プレスリリース・対象:台湾のネット通販経験者・n=1,068・実査:2024年11月中旬〜12月上旬・オンライン調査(95%信頼区間で誤差±3.0%))