フィリピンのヘルスケアの生活者調査
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フィリピンでヘルスケアの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 健康・ボディケアへの支出を増やした人が36%と多いため、「何に増やしたか」をサプリメント、OTC、フィットネス、健康アプリに分けて具体的に聞き、医療・臨床的な判断には踏み込まない設計にします。
- 対象は都市部の20〜40代に加えて、家族の健康管理を担う母親層や、海外就労者(OFW)を家族に持つ世帯を含めると、支出の背景が見えやすくなります。
- サプリやOTCはオンラインとドラッグストア(Watsons、Mercury Drug)の両方で買われるため、直近の購入を画面や現物で見せてもらう方法が向いています。
- オンラインパネルは都市部に偏るため、「フィリピン全体の健康意識」と一般化せず、都市の生活者の傾向として読みます。
現地の調査で分かっていること
2026年4月の東南アジア6か国調査(3,000人)では、フィリピンの生活者の36%が「この1か月で健康・ボディケアへの支出を増やした」と答え、6か国の中で最も高い割合でした(マレーシア35%、ベトナム34%)。
出典:Milieu Insight(2026年6月)[1]
同じ調査で、6か国の生活者のうち健康・ボディケアの支出を真っ先に削ると答えたのはわずか3%で、51%が非必需品の支出をすでに減らしている中でも、健康関連は守られる傾向にあります。
出典:Milieu Insight(2026年6月)[1]
2025年に日本を訪れたフィリピン人旅行者のうち、7.8%が医薬品(購入者単価1万261円)、6.9%が健康グッズ・トイレタリーを購入し、買物場所としてドラッグストアを50.5%が挙げています。
出典:観光庁(2026年4月)[2]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1この1か月で健康のために増やした支出があれば、何にいくらくらい使ったか教えてください。
- Q2サプリメントやビタミン剤を買う時、どこで、何を見て選んでいますか。最後に買ったものを教えてください。
- Q3生活費が厳しい時でも健康関連で削らないものは何ですか。逆に削るものは何ですか。
- Q4運動や睡眠、食事の記録にアプリを使っていれば、どのアプリをどのくらい続けているか教えてください。
- Q5家族の健康のために買っているものがあれば、誰のために、どんなきっかけで買い始めたか教えてください。
Fast Insight でフィリピンの生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- フィリピン語(タガログ)・英語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. フィリピンのヘルスケア調査で気を付けることは何ですか。
- 医薬品の効能や医療上の判断に関する質問は避け、購入・利用の行動と理由に絞ります。サプリやOTCの話は家族の健康管理と結びつきやすいため、家計を担う人を対象に含めると背景が分かりやすくなります。
- Q. 上の調査結果はどう使えばよいですか。
- 健康関連の支出が守られやすい一方、他の支出は削られているという文脈を前提に、自社カテゴリーが「守られる側」に入っているかを聞く論点に絞ります。数値は結論ではなく、ガイドの優先順位を決める材料として使います。
- Q. 何語でインタビューすればよいですか。
- 英語で募集・質問して問題ありません。体調や家族の話はタガログ語が混ざりやすいため、母語で自由に話してもらい、日本語の書き起こしで読む設計が自然です。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Milieu Insight「Step Aside Travel – Health Is Becoming the One Thing Southeast Asian Consumers Refuse to Cut Back On (Milieu 2026 Consumer Study)」(2026年6月・公開レポート・対象:シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・フィリピンの生活者・n=3,000・実査:2026-04・オンライン調査)
- [2] 観光庁「訪日外国人の消費動向 インバウンド消費動向調査結果及び分析 2025年 年次報告書」(2026年4月・公的統計・対象:日本を訪れたフィリピン国籍の旅行者(一般客)・実査:2025年1〜12月・空港・港湾での対面アンケート)