米国のヘルスケアの生活者調査
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米国でヘルスケアの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 健康目的でAIチャットボットを使う人は18〜29歳で44%、65歳以上で17%(Pew)と差が大きいので、年齢帯を分けて募集し、若年層はアプリやチャットの画面共有、高年齢層は音声中心の設計にします。
- サプリメント利用率が75%(CRN)と高いため、「利用者か否か」ではなく、利用成分と購入場所(ドラッグストア・EC・医療従事者経由)で対象を分け、非利用者は「必要性を感じない」層と「費用」を理由にする層を意図的に含めます。
- フィットネス施設の会員は18〜24歳で35.5%(HFA)なので、ジム利用と自宅トレーニング、健康アプリの併用実態を、1週間の行動を時系列で語ってもらう形で聞きます。
- 医療行為や効能に関する結論は扱わず、情報の探し方・購入の判断・日々の習慣に質問を絞ります。回答者の顔映像から感情や健康状態を推定する使い方はしません。
現地の調査で分かっていること
米国の成人のうち、健康に関する目的でAIチャットボットを使ったことがある人は34%で、18〜29歳では44%、65歳以上では17%と年齢差が大きくなっています。
出典:Pew Research Center(2026年8月)[1]
同調査の米国の成人のうち、AIチャットボットを「健康情報をすばやく得る」ために使う人は28%、「症状を調べる」は25%で、利用者の47%はその情報を「とても役に立つ」と答えています。
出典:Pew Research Center(2026年8月)[1]
米国の成人の75%がサプリメントを利用しており、マグネシウムの利用率は23%(前年19%)、メラトニンは16%(2020年は10%)、アシュワガンダは8%(同2%)と特定成分の利用が伸びています。
出典:Council for Responsible Nutrition(CRN)/Ipsos(2024年10月)[2]
同調査の米国のサプリメント利用者のうち、特定のブランドに愛着があると答えた人は71%、月々の支出の中央値は50ドルで、非利用者の41%は「必要性を感じない」、27%は「費用」を理由に挙げています。
出典:Council for Responsible Nutrition(CRN)/Ipsos(2024年10月)[2]
2025年に米国でフィットネス施設の会員だった人は8,100万人で、6歳以上人口の26.1%に当たります。18〜24歳の会員率は35.5%と最も高く、65歳以上の会員数は前年比8.6%増と最も速く伸びています。
出典:Health & Fitness Association(HFA)(2026年4月)[3]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1健康や体調について、最近AIチャットボットに聞いたことがあれば、何をどのように聞き、その答えをどう受け止めたかを教えてください。
- Q2いま使っているサプリメントと、それぞれを使い始めたきっかけを教えてください。情報はどこで集め、どこで買いましたか。
- Q3サプリメントを買うとき、いつも同じブランドを選びますか。そのブランドを選ぶ理由と、乗り換えを考えたことがあれば教えてください。
- Q4この1週間で体を動かした場面(ジム・自宅・屋外)を順に教えてください。使ったアプリやウェアラブル端末があれば、その使い方も聞かせてください。
- Q5健康のために月々どのくらい使っているか、ざっくり教えてください。その中で「これは削れない」と感じるものと、見直したいものはどれですか。
Fast Insight で米国の生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- 英語・スペイン語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. 米国でヘルスケアのインタビューをする場合、聞いてはいけないことはありますか。
- 病名や治療内容、薬の効能に関する判断を求める質問は避け、情報の探し方や購入の判断、日々の習慣に絞ることをおすすめします。センシティブな健康情報の取り扱いは、同意文面と質問設計の両方で配慮が必要です。
- Q. 上に挙げた調査結果はどう使えばよいですか。
- 全国的な利用率や年齢差を基準として押さえたうえで、インタビューでは「なぜその成分を選んだか」「AIの答えをどこまで信じるか」といった判断の中身を掘り下げます。数値の背景を言葉で集めるのがインタビューの役割です。
- Q. 健康アプリやウェアラブルの使い方はどのように把握できますか。
- 画面共有型のインタビューで、実際に使っているアプリの画面を見せてもらいながら話を聞けます。顔映像は使わず、共有した画面と音声だけを対象にするため、健康情報を扱う調査でも配慮しやすい方法です。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Pew Research Center「From Diagnoses to Treatments: Why Americans Use AI Chatbots for Health」(2026年8月・公開レポート・対象:米国の成人・n=3,488・実査:2026年6月22〜28日・American Trends Panel(オンライン調査))
- [2] Council for Responsible Nutrition(CRN)/Ipsos「CRN Survey Shows Consistent Supplement Usage with Increase of Specialty Product Use Over Time (2024 CRN Consumer Survey on Dietary Supplements)」(2024年10月・プレスリリース・対象:米国の18歳以上(サプリメント利用者2,332人・非利用者862人)・n=3,194・実査:2024年8月7〜12日・オンライン調査)
- [3] Health & Fitness Association(HFA)「81 Million Americans Were Members of a Fitness Facility in 2025, New HFA Report Finds (2026 U.S. Health & Fitness Consumer Report)」(2026年4月・プレスリリース・対象:米国の6歳以上・n=18,000・実査:2025年・全国トラッキング調査(Sports Marketing Surveys USA と共同))