米国の食品・飲料の生活者調査
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米国で食品・飲料の生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 対象は18〜64歳を軸に、世帯の食料品購入を主に担う人を条件に入れます。米国は地域差(南部・中西部・沿岸部)と所得帯で食生活が大きく変わるため、都市部のオンラインパネルに偏らないよう居住地域と世帯年収で割り付けます。
- 1日3回以上間食する人が55%に達している(Circana)ので、食事と間食の境目を前提にせず、「直近24時間に口にしたもの」を時系列で語ってもらうダイアリー型のインタビューが向いています。
- 食料品支出の増加を感じる人が39%、安いブランドへの切り替えが32%(NIQ)という環境なので、コンセプトテストでは価格を隠さず、実売価格と並べて評価してもらいます。
- 英語で実施しますが、ヒスパニック系世帯の比率が高い州(テキサス・カリフォルニア・フロリダ)を含める場合はスペイン語での実施も検討します。
現地の調査で分かっていること
米国の買い物客のうち、1日に3回以上間食する人は55%に達し、2021年から9ポイント増えています。
出典:Circana(2026年7月)[1]
米国のスナック小売販売額は2,310億ドル(前年比3.2%増)で、スナックの数量ベースでは16.6%をプライベートブランドが占めています。
出典:Circana(2026年7月)[1]
米国の食品・飲料の小売販売額は2026年上半期に2.2%伸びましたが、数量は横ばいで、伸びは価格・ミックス(2.3%増)によるものです。加工食品の価格・ミックスは3.7%増、生鮮は0.4%増にとどまりました。
出典:Circana(2026年7月)[2]
米国の買い物客のうち、食料品への支出が1年前より増えたと答えた人は39%で、32%がより安いブランドに切り替え、30%がプライベートブランドを選び、31%がセール時にまとめ買いをしています。
出典:NielsenIQ (NIQ)(2025年10月)[3]
米国の買い物客の62%が「ブランドを信頼できること」を非常に重要と答え、45%が来店前に買い物リストを作り、37%がブランド間で価格を比べています。
出典:NielsenIQ (NIQ)(2025年10月)[3]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1昨日、食事以外に口にしたものを、朝から順に思い出して教えてください。それぞれをどんな場面で、なぜ選びましたか。
- Q2最近、いつも買っていた食品や飲料をより安いブランドやプライベートブランドに切り替えたことはありますか。何をきっかけに、どの商品で切り替えましたか。
- Q3食料品の買い物で、前より支出が増えたと感じる品目はどれですか。その分、何を減らしたり工夫したりしていますか。
- Q4食品を選ぶときに「このブランドは信頼できる」と感じるのはどんなときですか。逆に信頼を失った経験があれば教えてください。
- Q5セールやまとめ買いをするとき、どのように情報を集めていますか。スマートフォンのアプリや検索、AIを使うことはありますか。
Fast Insight で米国の生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- 英語・スペイン語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. 米国で食品・飲料のインタビューをする場合、どの言語で実施すべきですか。
- 基本は英語です。ヒスパニック系の生活者を対象に含める場合はスペイン語での実施を選べます。研究者側のガイドは日本語のまま用意し、回答者には現地語で提示されます。
- Q. 上に挙げた調査結果はどのように使えばよいですか。
- 全国の販売データや大規模調査が示す傾向を、インタビューで検証する仮説として使います。たとえば「なぜプライベートブランドに切り替えたのか」という理由や場面は、数値だけでは分からない部分なので、インタビューで深掘りする価値があります。
- Q. ガイドの長さはどのくらいが適切ですか。
- 食品・飲料の場合、購買と喫食の場面を時系列で聞く構成にすると、主要な質問8〜12問、所要20〜30分程度が目安です。コンセプトテストを組み込む場合は、刺激物の提示に時間を割く分、質問数を絞ります。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Circana「Snacking Enters a New Era of Function, Fuel and Fun as Global Sales Surge Past Record Levels (2026 Global Snack Unwrap)」(2026年7月・プレスリリース・小売販売データと生活者調査の組み合わせ(標本数の記載なし))
- [2] Circana「Circana's 2026/2027 Global Food and Beverage Outlook Predicts Slow-to-Moderate Growth as Market Enters Period of Rationalization」(2026年7月・プレスリリース・実査:2026年上半期の小売販売実績・Circana Compass 小売販売データ分析)
- [3] NielsenIQ (NIQ)「From Inflation to Intention: How U.S. Consumers Are Redefining Value in 2026」(2025年10月・公開レポート・対象:米国の買い物客・NIQ 生活者調査および販売データ(標本数の記載なし))