韓国の食品・飲料の生活者調査
出典の最終確認日:
韓国で食品・飲料の生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 対象は首都圏に偏らせず、20代から50代までを年代で均等に割り付けます。オンラインパネルの回答者は都市部・高学歴に寄りやすいため、地方の店頭購買者を意図的に含めます。
- 食料品は店頭が月6.72回とオンラインより多いため、クーパン利用の話だけで購買行動を語らず、店頭とオンラインの使い分け(少量は店頭、まとめ買いはオンライン)を必ず聞き分けます。
- ゼロ炭酸やノンアルコールのように「健康」と「価格」が同時に効く品目は、コンセプト評価より最近の購入・飲用の場面を具体的に再現してもらう方が示唆が得られます。
- インタビューは韓国語で行います。方言差は小さいものの、若年層はブランド名や商品名を英語表記や略称で呼ぶことが多いため、ガイドの固有名詞は現地表記に揃えます。
現地の調査で分かっていること
韓国の15〜59歳の生活者のうち、ゼロシュガーの炭酸飲料を飲んだことがある人は10人に8人以上に達し、ゼロ炭酸は日常の飲み物として定着しています。
出典:Opensurvey(오픈서베이)(2025年5月)[1]
韓国の19〜59歳の生活者のうち、地域の食材や特産品を使った「ロコノミ」食品を買ったことがある人は81.0%、今後の購入意向は83.5%に上る一方、74.0%が価格の上昇を懸念しています。
出典:Embrain Trendmonitor(엠브레인 트렌드모니터)(2025年5月)[2]
韓国の20〜59歳の生活者の食料品購入は、オンラインが月平均4.53回に対して店頭が6.72回で、依然として店頭の頻度が上回っています。オンラインではクーパン(Coupang)の利用が前年から13ポイント以上伸びました。
出典:Opensurvey(오픈서베이)(2025年4月)[3]
韓国の20〜59歳のカフェ利用者のうち、直近1か月にメガコーヒーを使った人は71.0%で、スターバックスの69.2%を上回りました。また、カフェ飲料の購入者の63.9%が直近1か月にデリバリーを利用しています。
出典:Opensurvey(오픈서베이)(2026年8月)[4]
韓国の20〜39歳の生活者のうち、ノンアルコール飲料を飲んだことがある人は77.4%、直近1か月に飲んだ人は33.3%でした。飲酒を減らした理由は健康意識(28.6%)と経済的な負担(27.9%)が拮抗しています。
出典:Opensurvey(오픈서베이)(2026年9月)[5]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最近ゼロシュガーの炭酸飲料を飲んだ場面を教えてください。どこで、何と一緒に、なぜその商品を選びましたか。
- Q2直近1週間で食料品を買った回数を、店頭とオンライン(クーパンなど)に分けて思い出してください。それぞれで買うものはどう違いますか。
- Q3地域の特産品や地元食材を使った食品を最後に買ったのはいつですか。手に取った理由と、価格をどう感じたかを教えてください。
- Q4メガコーヒーなどの低価格カフェとスターバックスを、どんな場面で使い分けていますか。デリバリーで頼むときの決め手は何ですか。
- Q5お酒を飲む量が以前と変わった方は、その理由を教えてください。ノンアルコール飲料を選ぶとき、味や気分の面で何を期待していますか。
Fast Insight で韓国の生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- 韓国語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. 韓国の食品・飲料調査は何語で実施すべきですか。
- 韓国語で実施します。研究者は日本語でガイドを作成し、質問と回答は自動で翻訳されるため、韓国語の話者を社内に置く必要はありません。商品名やチェーン名は現地表記に揃えると聞き取りが安定します。
- Q. 上記の数値はどのように使えばよいですか。
- 全国のオンライン調査の値であり、都市部の生活者に寄っている前提で読みます。インタビュー設計では、これらの数値を仮説の材料として使い、個々の生活者の購買場面を深掘りする問いに落とし込みます。
- Q. ガイドの長さはどのくらいが目安ですか。
- 食品・飲料は購買と飲食の場面を再現してもらうため、大きなテーマを4〜6件、各テーマに2〜3問の深掘りを置く構成が扱いやすいです。回答者が疲れる前に最も重要なテーマを前半に置きます。
サービス資料を請求する
対応国・言語、料金、進め方をまとめた資料をメールでお送りします。
資料請求フォーム
関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Opensurvey(오픈서베이)「음료 트렌드 리포트 2025」(2025年5月・公開レポート・対象:韓国在住の15〜59歳男女(性・年齢・地域割付)・n=1,500・実査:2025-04〜05・モバイル調査)
- [2] Embrain Trendmonitor(엠브레인 트렌드모니터)「2025 '로코노미' 활용 식품 관련 U&A 조사」(2025年5月・公開レポート・対象:韓国在住の19〜59歳男女・n=1,000・実査:2025-04-22〜25・オンライン調査)
- [3] Opensurvey(오픈서베이)「쿠팡으로 집중되는 온라인 장보기, 2025년 트렌드 한눈에 보기(온라인 식료품 구매 트렌드 리포트 2025)」(2025年4月・公開レポート・対象:韓国在住の20〜59歳男女(第2段階は世帯の食料品購買決定者1,500名)・n=3,000・実査:2025-01-14〜16・モバイル調査)
- [4] Opensurvey(오픈서베이)「카페 트렌드 리포트 2026」(2026年8月・公開レポート・対象:韓国在住の20〜59歳男女(うち直近1か月のチェーン利用者1,200名)・n=2,000・実査:2026-07-25〜27・モバイル調査)
- [5] Opensurvey(오픈서베이)「MZ세대 주류 트렌드 리포트 2026」(2026年9月・公開レポート・対象:韓国在住の20〜39歳男女(うち直近1か月の飲酒者1,000名)・n=2,000・実査:2026-08-20〜23・モバイル調査)