インドネシアのヘルスケアの生活者調査
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インドネシアでヘルスケアの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 糖尿病への不安が60%ある一方で栄養成分表示を確認する人は12%という結果から、「意識」と「行動」のずれを前提にガイドを組んでください。サプリメントや健康食品では、実際に家にある製品をカメラで見せてもらう在宅利用の設計が向いています。
- 医療専門家の推奨が77%に影響するため、対象者には「誰の勧めで始めたか」を必ず聞き、薬局(Kimia Farma・K-24など)や医師との接点で層分けしてください。医学的・臨床的な判断を求める設問は避け、生活習慣と購買行動に絞ります。
- ウェアラブルやスマート体重計の利用が3〜4割に達しているので、健康アプリの調査では実際のアプリ画面を画面共有してもらう方法が有効です。対象者は都市部の25〜44歳を中心に、利用者と未利用者を分けて募集してください。
- NIQの数字は19か国横断調査のインドネシア分、Jakpatは都市部中心のモバイルパネルで、いずれも全国の生活者を代表する値ではありません。ハラール表示と断食月の健康習慣の変化も聞いてください。
現地の調査で分かっていること
インドネシアの生活者のうち、「心の健康は5年前より重要になった」と答えた人は69%で、心肺の健康66%、健康的な食事65%も高い水準でした。一方で「健康的な選択肢を手に入れにくい」人は48%、「価格が高い」を障壁に挙げた人は43%、「効果を疑っている」人も43%います。
出典:NielsenIQ(2025年7月)[1]
同調査で、健康関連製品の選択に医療専門家の推奨が影響する人は77%、詳しい製品情報を求める人は69%、政府による表示規制の強化を支持する人は66%でした。栄養価の高い食品に10%以上多く支払う意向がある人は48%、20%以上でも19%います。
出典:NielsenIQ(2025年7月)[1]
インドネシアの生活者のうち、直近12か月にスマート体重計を使った人は43%、ウェアラブル端末は35%、個人用の健康機器は32%で、今後ウェルネス向けのウェアラブルや検査機器を買う予定の人は35%でした。
出典:NielsenIQ(2025年7月)[1]
インドネシアの生活者601名のうち、糖尿病を心配する人は60%、消化不良は53%、コレステロールは50%でした。運動は「歩く」が36%、週に軽い運動をする人が35%で、まったく運動しない人も15%います。
出典:Jakpat(2025年7月)[2]
同調査では、甘い飲み物を1日1〜2回飲む人が32%、無糖を選ぶ人が19%で、野菜や果物を含むバランスのよい食事をしている人は57%でした。炭水化物を控えている人は14%、栄養成分表示を確認する人は12%にとどまります。
出典:Jakpat(2025年7月)[2]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最近、健康のために始めたことや買ったもの(サプリメント・健康食品・運動など)を教えてください。きっかけは誰の勧めでしたか。
- Q2糖尿病やコレステロールなどで気にしていることはありますか。それが日々の食事や飲み物の選び方をどう変えましたか。
- Q3健康食品やサプリメントを選ぶとき、パッケージや説明のどこを見て「信じられる」と判断しますか。
- Q4スマートウォッチや体重計、健康アプリを使っている場合、記録した数字を見て行動を変えた例を教えてください。
- Q5健康によいと分かっていても続かなかったことはありますか。価格・手に入りにくさ・効果への疑いのうち、何が理由でしたか。
Fast Insight でインドネシアの生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- インドネシア語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. インドネシアのヘルスケア調査で聞いてはいけないことはありますか。
- 病気の診断や治療の効果など、医学的・臨床的な判断を回答者に求める設問は避けてください。生活習慣、購入した製品、情報源、続かなかった理由といった行動と気持ちに絞ると、安全に深い話が引き出せます。
- Q. サプリメントや健康食品の調査ではどのような人を対象にすべきですか。
- 都市部の25〜44歳を中心に、現在使っている人と関心はあるが使っていない人を分けて募集するのが基本です。医療専門家や薬局の勧めで始める人が多いため、購入の経路で層分けすると違いが読み取れます。
- Q. 上記の調査結果はどのように使えばよいですか。
- 健康意識と実際の行動のずれなど、仮説と設問の出発点として使ってください。NIQは多国籍調査の一部、Jakpatは都市部中心のパネルであり、いずれも全国の生活者を代表する値ではないため、出典と調査時期を添えて参考値として扱うことをお勧めします。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] NielsenIQ「NIQ: Indonesian Consumers Reassess Health Priorities, Seek Greater Transparency, Support, and Smart Solutions」(2025年7月・プレスリリース・対象:19か国の成人約19,000名のうちインドネシアの回答者・n=19,000・実査:2025-01〜02・オンライン調査)
- [2] Jakpat「Indonesia 2025: Wellness and Coffee on the Rise(Health Trends)」(2025年7月・公開レポート・対象:インドネシア全国のJakpatモバイルパネル・n=601・実査:2025年(2023年との比較)・モバイルアプリ調査)