台湾の日用品の生活者調査
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台湾で日用品の生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 所得によって家庭用消費財の支出の伸びが19%と3%で分かれている(Worldpanel 2026年1月)ため、世帯月収帯と世帯構成(単身・子どもの有無)を割り付け条件に入れます。
- 平均世帯人数が2.37人と小さいので、大容量・まとめ買いの前提を置かず、収納や使い切りの実態を自宅で見せてもらう「在宅使用(ホームユース)」型の設計が向いています。
- 日用品はネット通販の最上位カテゴリーであるため、双11などのセール時と平常時の買い方を分けて聞き、実店舗(全聯、コストコ、ドラッグストア)との使い分けも確認します。
- インタビューは台湾華語で行います。オンラインパネルは北部の若年層に偏るため、高年齢の単身世帯や中南部の実店舗中心の行動は別途割り付けが必要です。
現地の調査で分かっていること
台湾のインターネット利用者がネット通販でよく買うカテゴリーの第1位は個人用衛生・清潔用品で51.5%、第3位は家庭用生活用品で36.5%(前回比2.4ポイント増)でした。この上位カテゴリーは総合型ECでの購入上位と一致しています。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2026年6月)[1]
台湾のインターネット利用者の95%が2024年の「双11」セールに参加しました。前年から購入が増えたカテゴリーは健康関連(7%増)、家庭用生活用品(5%増)、個人用清潔用品(4%増)の順で、年間で2つのセールにだけ参加する人が最も多い形に集約しています。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2024年12月)[2]
台湾の家計購買パネルでは、世帯月収14万元超の富裕世帯は過去1年の家庭用消費財の支出が19%増えた一方、月収6万元未満の世帯では3%増にとどまり、所得による差が広がっています。台湾の世帯数は983万、平均世帯人数は2.37人まで縮小しました。
出典:Worldpanel by Numerator(旧 Kantar 消費者指數)(2026年1月)[3]
台湾のデリバリー利用者のうち会員サービス契約者(36.4%)は、生鮮食料品、生活用品、冷蔵・冷凍食品を非会員より約15ポイント多く購入しており、日用品の調達手段としてデリバリー平台を使う層が存在します。
出典:資策會產業情報研究所(MIC)(2026年3月)[4]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最近、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品を買った時のことを教えてください。どこで買い、なぜその店やアプリを選びましたか。
- Q2双11などの大型セールで日用品をまとめ買いすることはありますか。その時に買うものと、普段こまめに買うものはどう違いますか。
- Q3ご自宅で日用品をどこに、どのくらいの量で保管していますか。買い置きが多くなりすぎた、あるいは足りなくなった経験があれば教えてください。
- Q4この1年で日用品にかける金額は増えましたか、減りましたか。変わった理由と、節約または奮発したカテゴリーを具体的に教えてください。
- Q5デリバリーアプリで食品以外の生活用品を頼んだことはありますか。どんな時にコンビニやスーパーではなくデリバリーを選びましたか。
Fast Insight で台湾の生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- 中国語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. 台湾で日用品のインタビューをする場合、どの言語で行いますか。
- 台湾華語(繁体字中国語)で行います。商品名やブランド名は現地の呼び方に合わせ、ガイドには繁体字表記を併記すると回答者が答えやすくなります。
- Q. 紹介した調査結果はどのように使えばよいですか。
- ネット通販でのカテゴリー順位や所得別の支出の伸びは、募集条件と質問の優先順位を決める材料として使うのが適切です。インタビューでは、その数字の背後にある買い方の理由や家庭内の使い方を確認してください。
- Q. 自宅での使用実態を見たい場合、どんな設計が向いていますか。
- 回答者に保管場所や使用中の製品をカメラで見せてもらい、購入から使い切るまでの流れを話してもらう在宅使用型が有効です。20〜30分の中で、購入場面、保管、使用手順、買い替えの判断の4パートに絞ると具体的な回答が得られます。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] 資策會產業情報研究所(MIC)「【電商市場趨勢與消費調查】「AI」與「物流」成臺灣電商業者競爭力升級兩大關鍵 近七成消費者期待AI比價功能,七成五到貨首選超取」(2026年6月・プレスリリース・対象:台湾のインターネット利用者・n=1,068・実査:2025年第4四半期・オンライン調査(95%信頼区間で誤差±3.0%))
- [2] 資策會產業情報研究所(MIC)「雙11參與比例高達95% 最大宗網友全年參與2個電商購物節 購買品項增幅前三 保健醫療、居家生活用品、個人清潔」(2024年12月・プレスリリース・対象:台湾のインターネット利用者・n=1,068・実査:2024年11月中旬〜12月上旬・オンライン調査(95%信頼区間で誤差±3.0%))
- [3] Worldpanel by Numerator(旧 Kantar 消費者指數)「《2026 台灣民生消費十大趨勢報告》揭曉FMCG產業年度洞察」(2026年1月・公開レポート・対象:台湾の一般世帯(家計購買パネル)・実査:台湾の家計購買パネルの継続追跡(2025年)・家計購買パネルの実購買データ)
- [4] 資策會產業情報研究所(MIC)「【外送大調查】兩大外送龍頭連年縮小常用差距 2025年僅相差1.3% Uber Eats首度成為18-25歲與北部消費者首選」(2026年3月・プレスリリース・対象:台湾のインターネット利用者・n=1,068・実査:2025年10月下旬〜11月上旬・オンライン調査(95%信頼区間で誤差±3.0%))