香港の日用品の生活者調査
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香港で日用品の生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 世帯支出が住居形態で16,181〜41,174香港ドルと大きく開くため、日用品の調査では公営住宅・補助住宅・民間住宅の居住者を意図的に混ぜ、価格感度の違いを比較できる配分にします。
- 香港の住居は狭く収納が限られるので、大容量パックやまとめ買いの受け止めは日本と異なります。実際に7品目群で大容量の方が割高だった事実を踏まえ、「まとめ買いをしない理由」を保管スペースと価格の両面から聞きます。
- 会話は広東語、製品パッケージや成分表示は繁体字中国語と英語で提示します。家事の担い手が外国人家事労働者である世帯も多いため、「誰が買い、誰が使うか」を最初に確認します。
- ペットや育児など世帯属性で行動が大きく変わるカテゴリーは、小さなウェブ調査の比率(例:有効回答104件)をそのまま前提にせず、インタビューの中で購入基準を一から確かめます。
現地の調査で分かっていること
2024/25年の家計調査では、香港の一般世帯の月平均支出は32,472香港ドル、1人あたりでは12,201香港ドル(2019/20年比13.9%増)でした。住居費39.3%、食品24.1%、雑サービス16.9%が上位で、日用品の予算はこれらの固定的な支出の後に決まる構造です。
出典:香港政府統計處(Census and Statistics Department)(2026年6月)[1]
住居形態別の月平均支出は公営住宅16,181香港ドル、補助住宅28,932香港ドル、民間住宅41,174香港ドルと約2.5倍の開きがあり、地域別でも香港島45,334香港ドルに対し九龍28,434香港ドルと差があります。日用品の価格感度は世帯タイプで大きく異なります。
出典:香港政府統計處(Census and Statistics Department)(2026年6月)[1]
大手スーパー3社の222品目を約11か月追跡した結果、「1個買うと1個無料」型の販促48品目の実質値引き率は0%〜29%、15品目群中7群では大容量パックの方が単位あたり2%〜35%割高でした。ある1社では39%の商品が水曜に最安となるなど、曜日による価格変動もあります。
出典:Consumer Council(香港)(2026年9月)[2]
ペット保険7社24プランの比較にあわせたウェブアンケート(有効回答104件)では、飼育者・飼育予定者の半数超がペット保険を購入済みまたは検討中で、検討理由は「高額な医療費への備え」が77%を占めました。サンプルが小さいため傾向の参考にとどめる必要があります。
出典:Consumer Council(香港)(2026年7月)[3]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1洗剤やトイレットペーパーなどの日用品を、直近ではどこでどのくらいの量を買いましたか。その量にした理由(保管場所・価格・販促)を教えてください。
- Q2スーパーの「1個買うと1個無料」や大容量パックを見て、買わなかった経験はありますか。どう判断しましたか。
- Q3ご家庭で日用品を選ぶのは誰ですか。家事を手伝ってくれる人がいる場合、買う銘柄はどう決まっていますか。
- Q4この1年で家計が厳しくなったと感じたとき、日用品で最初に切り替えた・減らしたものは何ですか。
- Q5ペットや小さなお子さんがいる場合、そのための商品にはどんな基準でお金をかけていますか。最近買って良かったものを教えてください。
Fast Insight で香港の生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- 広東語・英語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥12,500(ライト:11〜20分、パネル募集、国別の加算額を含む、税別)
よくある質問
- Q. 香港の日用品調査で気をつける言語や生活習慣は何ですか。
- 会話は広東語、提示物は繁体字中国語と英語です。住居が狭く、外国人家事労働者が家事を担う世帯も多いため、「誰が買って誰が使うか」を最初に確かめると回答の解釈がぶれません。
- Q. 上記の結果はどう使えばよいですか。
- 世帯支出や住居形態の差はリクルート配分の根拠に、価格調査の結果は販促や容量に関する仮説づくりに使ってください。ペット保険のような小規模アンケートは方向性の参考にとどめ、インタビューで確かめる前提で扱います。
- Q. ガイドの長さはどの程度が適切ですか。
- 日用品の購買・使用実態なら10〜15分、6〜8問が目安です。直近の購入場面から入り、保管・使い方・切り替えの理由へ進める構成が具体的な回答を引き出しやすいです。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] 香港政府統計處(Census and Statistics Department)「C&SD releases results of 2024/25 Household Expenditure Survey」(2026年6月・公的統計・対象:香港の一般世帯・n=7,400・実査:2024-10〜2025-09・世帯家計調査(訪問聞き取り))
- [2] Consumer Council(香港)「Bulk-buy Promotions and Larger Pack Sizes Not Always Better Value – Make Good Use of "Online Price Watch" to Track Price Trends and Shop Smart」(2026年9月・プレスリリース・対象:大手スーパー3社の222品目(24品目群)・n=222・実査:2025-09〜2026-07・オンライン価格モニタリング)
- [3] Consumer Council(香港)「Pet Insurance Coverage Items Becoming More Granular」(2026年7月・プレスリリース・対象:ペット飼育者・飼育予定者(ウェブ経由の有効回答104件)・n=104・実査:2026-06(保険商品調査)・保険7社24プランの比較+ウェブアンケート)