マレーシアの日用品の生活者調査
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マレーシアで日用品の生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 日用品はハリラヤと旧正月の前後で購買が大きく動くため、ホームユーステストや買い物の振り返りは祝祭期とそれ以外を分けて設計し、祝祭期の「まとめ買い」と平時の「詰め替え買い」を混ぜて読まないようにします。
- プロモーション時の購入が売上の28.6%を占め、75%が値引きを待つと答える国なので、価格を聞くときは「定価で買ったときの理由」と「値引きで買ったときの理由」を分けて掘ると、ブランド選択の実際の決め手が見えます。
- ホームケア用品はオンライン購入が50%まで伸びており、ECでの注文履歴を画面共有してもらう方法が向いています。一方で衛生用品や食品は実店舗が中心のため、店頭写真を撮ってもらう宿題型の併用も有効です。
- 世帯の買い物担当は女性が多いものの、民族によって家庭内の意思決定が異なります。マレー系・中華系・インド系を割り付け、マレー語・英語・マンダリンから回答言語を選べるようにします。
現地の調査で分かっていること
マレーシアのEC購入者631人のうち、直近6か月にホームケア用品をオンラインで買った人は50%で、前年の42%から8ポイント増え、ファッション(67%)に次ぐ伸びの牽引役でした。パーソナルケア用品は20%です。
出典:Ipsos(2025年11月)[1]
マレーシアの家庭の購買パネルでは、日用消費財の売上金額の28.6%がプロモーション時の購入で占められています。値引きが主流ですが、まとめ買い特典やおまけ付きの施策も広がっています。
出典:Worldpanel by Numerator(旧Kantar Worldpanel)(2025年5月)[2]
2025年の旧正月とハリラヤの時期には、マレーシアの家庭による日用消費財の購入額が15%減少しました。値引きやまとめ売りが最も効き、来店回数と利用チャネルの数はともに減っています。
出典:Worldpanel by Numerator(旧Kantar Worldpanel)(2025年8月)[3]
マレーシアの成人3,021人のうち、直近6か月にパーソナルケア・衛生用品を購入した人は62%でした。同じ調査で約75%が購入前に価格を比較し、75%は値引きを待って買うと答えています。
出典:Vodus Research(2026年5月)[4]
2026年4月にマレーシアの生活者300人に聞いたところ、「サステナブルな行動をどこから始めればよいか分からない」と答えた人は28%で、シンガポール・タイを含む3か国の中で最も高い比率でした。
出典:Milieu Insight(2026年6月)[5]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1最後に洗剤や掃除用品を買ったときのことを教えてください。どこで、何を、なぜそのブランドにしましたか。
- Q2ハリラヤや旧正月の前に日用品をまとめ買いすることはありますか。普段の買い方と何が変わるか教えてください。
- Q3値引きやセットのお得な商品を見て、普段と違うブランドを買ったことはありますか。そのあと元のブランドに戻りましたか。
- Q4日用品をネットで買うものと、お店で買うものはどう分けていますか。分ける理由を具体的に教えてください。
- Q5環境に配慮した日用品を選ぼうとしたことはありますか。選びにくいと感じた点があれば教えてください。
Fast Insight でマレーシアの生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- マレー語・英語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. マレーシアの日用品調査は、どんな人を対象にすべきですか。
- 世帯の買い物を主に担う人を条件にし、民族と地域(中央部・北部・東海岸・東マレーシア)を割り付けることを勧めます。祝祭期の購買を扱う場合は、その民族の祝日に合わせて実査時期を決めます。
- Q. 家庭での使用実態はどうやって確かめられますか。
- ホームユーステスト型で、自宅にある商品を見せてもらいながら使い方や詰め替えの習慣を聞けます。使用中の写真や動画を事前に用意してもらうと、口頭の説明とのずれも確認できます。
- Q. 上のパネルデータの数値はどう使えばよいですか。
- プロモーション依存や祝祭期の購買変動は、インタビューで聞くべき論点の優先順位を決める材料になります。数値は市場全体の傾向として参照し、自社ブランドの評価はインタビューで直接確かめてください。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Ipsos「E-commerce Landscape in 2025(Ipsos Malaysia Press Release)」(2025年11月・プレスリリース・対象:マレーシア在住の18〜74歳(全国代表サンプル。カテゴリー設問はEC購入者631人)・n=1,024・実査:2025-06・調査(15のECプラットフォームを対象))
- [2] Worldpanel by Numerator(旧Kantar Worldpanel)「Malaysia Promo Study」(2025年5月・公開レポート・対象:マレーシア半島部の家庭(消費者パネル)・家計購買パネル)
- [3] Worldpanel by Numerator(旧Kantar Worldpanel)「Festive Malaysia 2025」(2025年8月・公開レポート・対象:マレーシア半島部の家庭(消費者パネル)・家計購買パネル)
- [4] Vodus Research「The Truth About How Malaysians Shop in 2026」(2026年5月・公開レポート・対象:マレーシア在住の成人(半島部・東マレーシア)・n=3,021・実査:2026-03-17〜03-30・オンライン調査(Vodus Media Network 経由))
- [5] Milieu Insight「People Care About Sustainability. They Just Don't See The Full Picture.」(2026年6月・公開レポート・対象:マレーシア在住の生活者300人(シンガポール・タイを含む3か国計900人)・n=300・実査:2026-04・オンライン調査)