マレーシアの家電・デジタルの生活者調査
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マレーシアで家電・デジタルの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- 5G端末の保有率は都市部62.6%に対し農村部47.4%、動画配信の契約も都市部が高いため、スマートフォンやアプリの調査で都市部のオンラインパネルだけを使うと最新機能の利用が過大に見えます。農村部や東マレーシアの回答者を意図して含めます。
- AI利用は25〜34歳で約85%、55歳以上で約33%と年齢差が大きいため、AI機能やアプリの受容性を調べる場合は年齢帯ごとに定員を分け、利用経験の有無を募集条件に入れます。
- アプリや動画配信の体験調査は画面共有型が向いており、実際のホーム画面や視聴履歴を見せてもらいながら「どの場面で使うか」をたどると、自己申告の利用頻度とのずれを確認できます。
- 言語はマレー語と英語が基本ですが、AIやアプリの機能名は英語のまま示す方が伝わります。中華系の回答者にはマンダリンも用意します。
現地の調査で分かっていること
マレーシアの2025年の個人のインターネット利用率は98.3%、携帯電話の利用率は99.6%でした。世帯のインターネット接続は都市部99.0%に対し農村部90.7%で、有料テレビの世帯普及率は62.0%と前年から5.1ポイント下がっています。
出典:Department of Statistics Malaysia(DOSM)(2026年4月)[1]
マレーシアのインターネット利用者のうち5G対応端末を使っている人は56.8%で、都市部62.6%に対し農村部は47.4%でした。15〜19歳では48.0%が5G非対応端末を使っています。
出典:Malaysian Communications and Multimedia Commission(MCMC)(2025年10月)[2]
同じ調査で、動画配信サービスを契約またはダウンロードしている利用者は48.5%(都市部51.2%、農村部43.7%)で、利用者の中ではNetflixが74.4%、Astro GOが21.4%、Disney+が14.5%でした。
出典:Malaysian Communications and Multimedia Commission(MCMC)(2025年10月)[2]
2025年末から2026年初めの調査で、直近3か月にAIツールを使ったマレーシアの生活者は67%でした。利用者の87%がチャット型AIを使い、用途は情報検索が81%で首位です。25〜34歳の利用率は約85%、55歳以上は約33%にとどまります。
出典:Vodus Research(2026年1月)[3]
2025年のIpsosの30か国調査では、マレーシアの回答者の75%が過去3〜5年でAIが日常生活を大きく変えたと答え、63%は3〜5年以内に自分の仕事がAIに置き換わる可能性を心配しています。
出典:Ipsos(2025年6月)[4]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1今使っているスマートフォンを選んだとき、何を比べてどこで買いましたか。5G対応かどうかは意識しましたか。
- Q2直近1週間でAIのチャットや検索機能を使った場面を教えてください。どんな目的で、結果をどう確かめましたか。
- Q3動画配信サービスは何を使っていますか。契約や解約を決めたときの理由を教えてください。
- Q4家電やデジタル機器をネットではなくお店で買うことがあれば、どんな商品でなぜそうするのか教えてください。
- Q5AIが仕事や生活にもたらす変化について、期待していることと不安に感じていることを教えてください。
Fast Insight でマレーシアの生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- マレー語・英語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. マレーシアの家電・デジタル調査は、どの言語で行うのが適切ですか。
- マレー語と英語を基本にし、中華系の回答者にはマンダリンを用意します。製品名や機能名は英語表記のまま示すと回答者が迷いません。ガイドは日本語で作成し、実査時に翻訳します。
- Q. アプリの利用実態を正確につかむにはどうすればよいですか。
- 画面共有型のインタビューで、実際の画面を見せてもらいながら使い方を説明してもらうのが確実です。自己申告の利用頻度は高く出やすいため、直近の利用場面を具体的に聞く設問を組み込みます。
- Q. 上の統計はどのように活用すればよいですか。
- 都市と農村、年齢帯による普及率の差は、対象者の割り付けと設問の分岐を決める材料になります。全国の普及率をそのまま自社製品の受容性と読み替えず、インタビューで利用の文脈を確かめてください。
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関連する調査ガイド
出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Department of Statistics Malaysia(DOSM)「ICT Use and Access by Individuals and Households Survey Report 2025」(2026年4月・公的統計・対象:マレーシアの個人と世帯・実査:2025年・政府統計調査)
- [2] Malaysian Communications and Multimedia Commission(MCMC)「Internet Users Survey 2024」(2025年10月・公的統計・対象:マレーシアの携帯電話利用者から層化無作為抽出したインターネット利用者・n=2,401・実査:2024年・電話調査)
- [3] Vodus Research「AI Usage in Malaysia 2026: Adoption, Trust, and What's Next」(2026年1月・公開レポート・対象:マレーシア在住の成人・実査:2025-12-29〜2026-01-02・オンライン調査)
- [4] Ipsos「AI Monitor 2025(Ipsos Malaysia Press Release)」(2025年6月・プレスリリース・対象:30か国の75歳未満のオンライン成人23,216人(マレーシアを含む)・n=23,216・実査:2025-03-21〜04-04・オンライン調査)