ベトナムの家電・デジタルの生活者調査
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ベトナムで家電・デジタルの生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。
調査設計の要点
- AI利用は18〜24歳で86%、学生で92%と若年層に偏るため、年齢帯を18〜24歳・25〜34歳・35歳以上で分けてリクルートし、世代差を読める設計にします。
- 1日7時間超をアプリに使い、Facebook・Zalo・TikTokに時間が集中しているので、スマートフォンの画面共有で実際のスクリーンタイムや通知設定を見せてもらう方法が向いています。
- 家電の保有率は都市と地方で大きく異なるため、家電のコンセプトテストでは地方の生活者を必ず含め、ホーチミン・ハノイの結果を全国に広げないようにします。
- スクリーンタイム調査はiPhone利用者に限られているため、Android利用者の行動は別途確認する前提で読みます。
現地の調査で分かっていること
ベトナムの18歳以上のインターネット利用者600名のうち、過去3か月にAIサービスを使った人は78%、毎日使う人は33%で、AI利用者の55%が有料契約をしています。18〜24歳では利用率86%、学生では92%に達し、利用サービスはChatGPT81%、Gemini51%、Meta AI36%でした。
出典:Decision Lab(2025年8月)[1]
2025年3月のベトナムのiPhone利用者100名のスクリーンタイム分析では、1日のアプリ利用時間は7.3時間、週に使うアプリは平均29本でした。Facebook・Zalo・TikTok・YouTube・Messengerの5つで利用時間の80%を占め、オンラインバンキングアプリの利用率は88%です。
出典:Q&Me(Asia Plus)(2025年3月)[2]
2026年のiPhone利用者100名の記録では、1日のアプリ利用は約7.1時間、週に27本超のアプリを使い、利用時間のシェアはFacebook25%・TikTok19%・Zalo16%でした。TikTokの週間利用率は82%、オンラインバンキングアプリは91%が週に1回以上使っています。
出典:Q&Me(Asia Plus)(2026年3月)[3]
ホーチミン・ハノイの20〜49歳の生活者200名のうち、動画の視聴プラットフォームはYouTube92%、Facebook82%、TikTok74%で、従来型テレビは21%でした。視聴端末はスマートフォン93%、テレビ49%、ノートPC44%で、1日の平均視聴時間は1.6時間(20代は1.9時間)です。
出典:Q&Me(Asia Plus)(2026年9月)[4]
ベトナム全国1,000世帯超の調査では、スマートフォンの保有率は98%、薄型テレビ94%、洗濯機91%、エアコン77%でした。エアコンは都市部92%に対しその他地域74%、電子レンジは都市部64%に対し34%と、都市と地方の差が大きい品目があります。
出典:Q&Me(Asia Plus)(2025年3月)[5]
AIインタビューの設問例
上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。
- Q1昨日、AIのアプリやサービスをどんな場面で使いましたか。無料版と有料版のどちらを使い、その理由は何ですか。
- Q2スマートフォンで1日のうちいちばん長く使っているアプリは何ですか。その時間が増えた、または減ったきっかけがあれば教えてください。
- Q3動画を見るとき、YouTube・Facebook・TikTokをどう使い分けていますか。テレビで見る番組との違いも教えてください。
- Q4最近買った家電について、どこで情報を集め、どこで購入したか教えてください。決め手になった点は何でしたか。
- Q5オンラインバンキングや決済アプリを使うとき、不安に感じることはありますか。使い始めたきっかけも教えてください。
Fast Insight でベトナムの生活者に聴く
- パネル募集で対応する言語
- ベトナム語
- 料金の目安
- 1インタビューあたり ¥10,000(ライト:11〜20分、パネル募集、税別)
よくある質問
- Q. ベトナムのデジタル調査で画面共有は使えますか。
- 回答者のスマートフォンやPCの画面を共有してもらい、アプリの操作や履歴を見ながらインタビューできます。記憶に頼らず実際の行動を確認できるため、アプリやAIサービスの調査に向いています。
- Q. どの年齢層を対象にすべきですか。
- AIや動画アプリの利用は18〜24歳が突出しているため、若年層を核にしつつ、35歳以上を比較群として入れると世代差が読めます。家電の場合は世帯の購入決定者を対象にします。
- Q. 上記の数字はどう活用すればよいですか。
- 利用率やシェアは前提知識として使い、インタビューでは利用の動機や不満、切り替えの理由を確かめます。iPhone利用者や2都市に限った調査もあるので、対象の違いを踏まえて扱ってください。
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出典
本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。
- [1] Decision Lab「Vietnam Consumer AI market 2025: 78% of online population have engaged with AI, one-third turn it into a daily habit」(2025年8月・公開レポート・対象:ベトナムの18歳以上のインターネット利用者(都市・地方、所得、年齢で均等化)・n=600・実査:2025-07-20〜28・オンライン調査(YouGovプラットフォーム))
- [2] Q&Me(Asia Plus)「Vietnam mobile app popularity 2025」(2025年3月・公開レポート・対象:ベトナムのiPhone利用者(男女)・n=100・実査:2025-03・スクリーンタイム記録の収集)
- [3] Q&Me(Asia Plus)「Vietnam Mobile App Usage Trends 2026」(2026年3月・公開レポート・対象:ベトナムのiPhone利用者・n=100・スクリーンタイム記録の収集)
- [4] Q&Me(Asia Plus)「Vietnamese video content watching behavior」(2026年9月・公開レポート・対象:ホーチミン・ハノイ在住の20〜49歳の男女・n=200・オンライン調査)
- [5] Q&Me(Asia Plus)「Vietnamese Household Appliance Ownership Trends」(2025年3月・公開レポート・対象:ベトナム全国の世帯(1,000名超)・n=1,000・オンライン調査)