タイの日用品の生活者調査

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タイ日用品の生活者調査を計画する方に向けて、現地の調査会社・公的機関が公開した最新の調査結果と、AIインタビューで聴くときの設計の要点・設問例をまとめました。数値はすべて各社の発表を日本語で要約したもので、ページ末尾の出典から原文を確認できます。

調査設計の要点

  • 家事を配偶者と平等に分担すると答える人が71.7%と高い国なので、日用品の購入者を「主婦」に限定せず、男女を同数に近い比率で募集し、誰が買い、誰が使うかを分けて聞きます。
  • 景気不安の局面で日用品への支出意向が+5%と伸びている一方、衣料や家電は削られています。値上げ時の銘柄変更や容量の選び方を、直近の買物を例に具体的に聞く設計が有効です。
  • コンビニ・ハイパーマーケット・スーパーの使い分けが日用品購買の中心なので、店舗の種類ごとに買う品目を整理してから理由を聞くと、チャネルの役割が見えます。
  • 自宅でのホームユーステストや、洗面所・台所の実物を見せてもらうビデオ形式が向いています。バンコク以外の地方都市も含めないと、都市部の集合住宅の生活に偏ります。

現地の調査で分かっていること

  1. 2025年6月のタイの生活者の消費意欲スコアは63と4月から低下しましたが、食品(+8%)と日用品(+5%)の支出意向は増え、衣料(-2%)や家電(-3%)、国内旅行(-3%)は減りました。不安な時ほど生活必需品に支出が集中しています。

    出典:Hakuhodo Institute of Life and Living ASEAN2025年6月[1]

  2. 9か国13,000人を対象としたHakuhodoの生活者調査で、「配偶者と家事や仕事を平等に分担している」と答えた人の割合はタイが71.7%で9か国中1位となり、2023年から4.1ポイント上昇しました。

    出典:Hakuhodo Institute of Life and Living2025年6月[2]

  3. タイの小売売上は2025年に4兆2,500億バーツ(+3.0%)と鈍化が見込まれる中、日用品など必需品を扱うコンビニ、ハイパーマーケット、スーパーが相対的に堅調と分析されています。

    出典:Kasikorn Research Center2025年2月[3]

  4. タイの400超のブランドを日次で追った2026年9月の集計では、家庭用除菌のデトールとオーラルBがそれぞれ13指標中9指標で改善し、伸びているブランドの上位10位に入りました。

    出典:YouGov2026年9月[4]

AIインタビューの設問例

上の調査結果を「なぜ」まで掘り下げるための設問です。Fast Insight では研究者が日本語で設問を書き、AIモデレーターが回答者の言語で1対1のインタビューを行います。

  1. Q1ご家庭で日用品を買うのは主にどなたで、買う物を決めるのはどなたですか。最近の買物を例に教えてください。
  2. Q2洗剤や紙製品などで、値上がりを感じた時に銘柄や容量を変えたことがあれば、その時の判断を教えてください。
  3. Q3コンビニ、スーパー、ハイパーマーケット、オンラインで、それぞれどの日用品を買うことが多いですか。その理由を教えてください。
  4. Q4家の掃除や除菌で最近気を付けていることや、新しく使い始めた商品があれば教えてください。
  5. Q5赤ちゃんやペットのために買っている物があれば、選ぶ時に何を重視しているか教えてください。

Fast Insight でタイの生活者に聴く

パネル募集で対応する言語
タイ語
料金の目安
1インタビューあたり ¥12,500(ライト:11〜20分、パネル募集、国別の加算額を含む、税別)

よくある質問

Q. タイの日用品調査は何語で実施すべきですか。
タイ語での実施が基本です。家庭内の話題は方言や口語表現が多く出るため、翻訳結果に不自然な箇所があれば原文を確認できる体制にしておくと安心です。
Q. 掲載している数字は自社の調査にどう活かせますか。
Hakuhodoの消費意欲スコアやKasikornの小売見通しは市場全体の温度感を示すもので、個別の商品カテゴリーの購買理由は含まれません。仮説の材料として使い、自社カテゴリーの実態はインタビューで確かめてください。
Q. 日用品カテゴリーのガイドはどのくらいの長さが適切ですか。
購入者と使用者、店舗の使い分け、値上げへの対応、新商品の受容の4テーマで15分程度に収めると負担が少なく済みます。家の中を見せてもらう場合は、その時間を別途5分ほど確保しておきます。

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出典

本ページの数値は、以下の各社・各機関の公開資料を Fast Insight が日本語で要約したものです。原文の解釈や最新の数値は、それぞれの発表元をご確認ください。

  1. [1] Hakuhodo Institute of Life and Living ASEANHILL ASEAN Thailand Consumption Forecast Report June Issue」(2025年6月・公開レポート・対象:タイの生活者(隔月の消費予測調査)
  2. [2] Hakuhodo Institute of Life and LivingGlobal Chronological Lifestyle Survey on Sei-katsu-sha 2025 results announced」(2025年6月・プレスリリース・対象:9か国の15〜59歳の男女(タイを含む)・n=13,000・オンライン調査
  3. [3] Kasikorn Research CenterThailand's retail sales in 2025 will grow by 3.0%」(2025年2月・公開レポート
  4. [4] YouGovThailand Biggest Brand Movers 2026」(2026年9月・公開レポート・対象:タイの成人(BrandIndex 日次調査、400ブランド超)・オンライン継続調査(13指標)