個人情報保護(回答者データ)とは
- 読み
- こじんじょうほうほご
- 英語
- Respondent data protection
個人情報保護(回答者データ)とは、調査で預かる回答者の個人情報を、個人情報保護法と業界の規範に従って扱うことです。日本マーケティング・リサーチ協会の綱領は、協力は回答者の自由意思であること、調査の主体と目的、方法、個人情報の利用目的を誠実に説明し、適切な方法で同意を得ることを求めています。音声や映像を伴う調査では顔や声そのものが個人情報になり得るため、保存期間と削除の方針、外部への送信の有無を明示する必要があります。
実務でのポイント
「仮名加工すれば個人情報でなくなる」は誤りです。仮名加工情報は他の情報と照合すれば個人を識別できるため原則として個人情報のままで、第三者への提供は原則禁止です。復元できないよう加工した匿名加工情報だけが同意なしに提供できます。2022年施行の改正で漏えい時の報告と本人への通知が義務になりました。
Fast Insight との関係
Fast Insight は回答者の顔の映像を第三者の AI に送らず、映像を残さず音声だけを保存する設定も用意して、回答者データの扱いを研究者が選べるようにしています。