意思決定に使える調査とは

読み
いしけっていにつかえるちょうさ
英語
Decision-driven research

意思決定に使える調査とは、「この調査で、いつまでに、どの決定を変えるのか」を先に定めてから設計する調査の考え方です。Erika Hall の『Just Enough Research』に代表される立場で、決定の重さに見合う分だけ調べること、調査の最後に起きる問題は最初に直すことを説きます。対になるのは、知りたいから調べる探索型や、報告書を作ること自体が目的になった調査です。

実務でのポイント

設計の前に、決める人、締め切り、選択肢、判断の基準を一枚に書けるかを確かめます。書けなければ調査より先に決め方を整えるべきです。決定ありきで結論を誘導することとは別で、選択肢を事前に開いておき、結果で選ぶのが趣旨です。組織に決定の枠組みがなければ、良い調査でも使われません。

Fast Insight との関係

Fast Insight は海外の生活者へのインタビューを数日で日本語のレポートにするため、決定の締め切りに間に合う調査として使われています。

関連用語